日本の神話をどう読むか
講座概要
ジャンル | 神道文化 |
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講座番号 | 22 |
開講期 | 11月 |
開催日 | 2023/11/08(水)~2024/01/31(水) |
時間 | 14:00~23:59 |
レベル | 入門 |
受講料 | 4,500円 (学生:4,500円,本学の卒業生:4,500円) |
キャンパス | オンライン講座 |
会場 | オンラインによるオンデマンド配信 |
講師 |
コーディネーター:平藤 喜久子(國學院大學神道文化学部教授) 斎藤 英喜(佛教大学歴史学部教授) |
受講形式 | オンデマンド配信 |
講座の内容
日本神話というと、古事記、日本書紀、そして風土記に記された神々の物語を指します。8世紀にまとめられた文献というと、古い話だといえるでしょう。しかし、神話はそこから動き出します。時代を経て、変貌する神、また外の地域と比較をすることで見えてくる側面もあります。本講座では、日本神話について基礎知識から知り、その豊かな広がりを時代と地域の観点から見ていきます。
【第1回】「日本神話の基礎知識」
講師:平藤 喜久子(國學院大學神道文化学部教授、コーディネーター)
〈概要〉
古事記、日本書紀、風土記とは、どんな史料なのか、なんのために生み出され、どのような内容を持つものなのか、といった基礎知識を知った上で、どのような読み解き方があるのかを学びます。
【第2回】「荒ぶるスサノヲの変貌」
講師:斎藤 英喜(佛教大学歴史学部教授)
〈概要〉
荒ぶる神スサノヲといえば、ヤマタノヲロチ神話などで有名です。しかしスサノヲの活躍は古代だけではありません。祇園祭の祭神、出雲大社の隠れた神など、知られざるスサノヲの変貌をご紹介します。
【第3回】「日本の神話を比較する」
講師:平藤 喜久子(國學院大學神道文化学部教授、コーディネーター)
〈概要〉
神話学とは、一つの神話だけをみるのではなく、複数の神話を比較、対照させて研究をする学問です。この立場で日本の神話を見つめ、日本神話、日本の文化、日本人、人間について考えてみます。
講座スケジュール
回 | 開講日 | 講座内容 講座詳細 | 講師名 |
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1 | 2023/11/08(水) | 【第1回】「日本神話の基礎知識」 | コーディネーター:平藤 喜久子(國學院大學神道文化学部教授) |
2 | 2023/11/08(水) | 【第2回】「荒ぶるスサノヲの変貌」 | 斎藤 英喜(佛教大学歴史学部教授) |
3 | 2023/11/08(水) | 【第3回】「日本の神話を比較する」 | コーディネーター:平藤 喜久子(國學院大學神道文化学部教授) |
講師紹介
- コーディネーター:平藤 喜久子(國學院大學神道文化学部教授)
- [経歴]
・1972年 山形県生まれ。
・2003年 学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了(学位取得) 博士(日本語日本文学)
[研究分野]
・神話学、宗教学
[主な著書]
『神話の歩き方』(集英社、2022年)
『神話でたどる日本の神々』(ちくまプリマ-新書、2021年)
『世界の神様解剖図鑑』(エクスナレッジ、2020年)
『いきもので読む、日本の神話』(東洋館出版、2019年)
- 斎藤 英喜(佛教大学歴史学部教授)
- [経歴]
・1955年 東京都生まれ
・1990年 日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学
[研究分野]
・日本神話及び祭祀
・呪術に関する研究
[主な著書]
『古事記 不思議な1300年史』(新人物従来社、2012年)
『荒ぶるスサノヲ、七変化ー〈中世神話〉の世界』(吉川弘文館、2012年)
『古事記はいかに読まれてきたか〈神話〉の変貌』 (吉川弘文館、2012年)
『増補 いざなぎ流 祭文と儀礼』 (法蔵館文庫、2019年)